【更新】創作小説「夢幻の少女ラクラス３ リエージュ編 プロローグ 息づく世界のはざまで」

こんにちは、明帆（@Sweet_Project78）です。

明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。

「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。

明帆

ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。

ホノ

更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪

１. 前回までのあらすじ

――夜の紫に染まる研究室で、ベリーの胸に宿る赤い宝石を見つめるラクラス。

その微笑の裏に秘められた、幾千の命の犠牲と、虚継ぎの術による禁忌の副産物としての存在――ベリーの真実を知る。

ストロー博士の冷徹な言葉が告げるのは、命を紡ぐためではなく、破壊のために生まれた技術の恐ろしさ。過去に襲った赤い悪魔の記憶と重なり、胸に刻まれるのは、幸福と絶望が同居する痛み。

それでもラクラスは、未来へ一歩を踏み出す。

ベリーの存在が示す重さと儚さを胸に抱き、まだ見ぬ試練と向き合う日々が、静かに始まる――。

２. 生命と浄化の神秘

ティラミスの喧騒を離れ、北部大陸の首都――ブッシュドノエルを目指して歩むラクラスたち。

人工の光と音に満ちた都市とは異なり、霧に包まれた森には、確かな命の鼓動が静かに息づいています。
風は語り、水は歌い、光は優しく瞬いて――。

清流に手を浸し、光と風に抱かれる中で、ラクラスたちは過去の痛みを少しずつ受け入れていきます。
その胸に芽吹くのは、失われたものへの祈りと、再び歩み出すための小さな決意。

生命と浄化の神秘が息づく森の奥で、ニアの“穢れ”が辿る再生の物語が、静かに幕を開けます――。

ラクラス達の物語は続きます。

いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。

３. 「息づく世界のはざまで」の読みどころまとめ

都市の喧騒から遠く離れ、森という生命の息吹の中で、主人公たちの心の揺れや小さな変化を描写しています。

木々のざわめき、風に揺れる葉の音、清流のせせらぎ――そのひとつひとつが、日常の雑音を洗い流すかのように、胸の奥に静かな波紋を広げます。

朝の光が枝葉の隙間を柔らかく染めるように、希望の粒は少しずつ心を満たし、決意の温もりが芽生えていく。そんな微細な変化を、丁寧に、そっと積み重ねました。

森の息吹は、ただ景色としてではなく、ラクラスたちの内面に寄り添う存在です。
霧に溶け込む光や、水面に揺れる反射のひとつひとつが、迷いや痛みを抱えた心をそっと包み込み、前へ歩き出す力へと変わる――そんな瞬間を描きたいと筆を進めました。

風の匂いや葉の触れ合う音、水の温度さえも感じ取るような感覚で、「息づく世界」を体感していただけたら幸いです。

物語の続きを楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。

明帆

作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。

ホノ

それでは本日もありがとうございました。