こんにちは、明帆(@Sweet_Project78)です。
明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。
「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。
- 不穏の気配
- 可視と不可視の対比
- 知性と抑制の描写
明帆ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。
ホノ更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪
1. 前回までのあらすじ
霧に包まれた大書庫の閲覧室。
ラクラスは、メルトとニアと共に、言葉を交わさない静かな時間を過ごしていた。
棚の奥で手に取った文献の文字は、形を追えても意味だけが立ち上がらない。
読めないわけでも、拒まれているわけでもない。
ただ、今は何も起きない。
フィリエルは答えを与えないが、沈黙のままその時間を受け入れてくれていた。
そのため、違和感は残っても、不安はないのだった。
頁を閉じ、本を棚に戻すラクラス。
ラクラスは、理解には至らなくても、ここに置いておいていいものがあることを知る。
静かな音に包まれながら、世界は確かに続いている――。
2. 違和感と兆しの現れ
霧に覆われるはずの街、ブッシュドノエル。
その朝、街は不自然なほど遠くまで見渡せていました。
見慣れた街並み。変わらない人々の営み。
けれどラクラスは、街全体がわずかに「ずれて」見える違和感を覚えます。
ニアや仲間たちもまた、同じ静けさと不安を感じ取っていたのです。
霧は消えたのではなく、ただ“見えなくなっている”だけだと語るクラウディア。
街を巡る循環は続いています。
しかしその最外縁で、記すべき揺れと、導くべき兆しが生まれつつあったのです。
これはまだ、異変ではありません。
でも確かに、境界は開き始めているのです――。
ラクラスたちの物語は続きます。
いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。
3. 「記と導きの境界」の読みどころまとめ
今話では、「何かが起きた」とは、ほとんど書いていません。
それでも、読み終えたあとに、確かに “ 何かが始まってしまった ” 。
――そう感じていただけるような構成にしました。
霧が消えたこと自体が異常なのではなく、霧に隠されていたものが、ほんの偶然、見えてしまっただけ。
ただ、それだけの出来事です。
その瞬間に立ち会った人々が、すぐに踏み込まず、あえて立ち止まるという選択をする。
そこに、この章で描きたかったものがあります。
記す者と、導く者。
そして、そのどちらにもなりきれない場所に立つラクラス。
彼女は境界に留まったまま、先を見つめます――。
この一話は、その静かな感触を残すためのものでした。
違和感だけが、少しでも心に残っていれば幸いです。
- 不穏の気配
- 可視と不可視の対比
- 知性と抑制の描写
明帆作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。
ホノそれでは本日もありがとうございました。