【更新】創作小説「夢幻の少女ラクラス3 リエージュ編 第ニ章 一 世界へ還る一滴」

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こんにちは、明帆(@Sweet_Project78)です。

明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。

「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。

「世界へ還る一滴」の読みどころ
  1.  書庫の静謐な空間
  2. 月の導き・ルナリアとの共鳴
  3. 一本の線として結ばれる記憶
明帆

ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。

ホノ

更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪

目次

1. 前回までのあらすじ

クラウディアの特殊能力『揺らぎの祈り』によって展開される領域――『零域』。
そこでは、種族たちの願いや祈りが光の粒となり、過去の記憶が微かに揺らぎながら浮かび上がりる。

ラクラスたちは零域で、かつて平和に共存していた世界や、禁忌の魔術によって創られた天冥の樹とその犠牲の記憶に触れていく。

種族をつなぐ混血の末裔たち、世界の循環と浄化の仕組み――零域は、長い歴史の中で眠る真実のかけらを映し出す。

ラクラスは、過去の痛みや希望を胸に刻み、ニアの穢れや未知の記憶の行方を見据え、次なる冒険へと歩みを進める――。

2. 繋がっていく過去の記憶

記憶の揺らぎに翻弄されるラクラスは、霧の中で静かに自らの存在を確かめます。

フィリエルから書庫で授かった『天冥の証』を手に、微かな光に触れた瞬間、散らばった記憶の兆しが一本の線として世界の核心へ還る感覚を覚えました。

月の導きとルナリアの導きが共鳴し、ラクラスの宿す月の属性と重なったことで、存在が薄まる世界の中でも確かな現実として自身をとどめてくれることに気付きます。

しかし、書庫に潜む影の存在は、まだ全てを明かさず、物語を深層への入口へと誘うのでした――。

ラクラスたちの物語は続きます。

いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。

3. 「世界へ還る一滴」の読みどころまとめ

今話で描いたのは、零れた点がやがて線として結ばれ、世界の秩序や核心へと自然に還っていく瞬間です。

離れていた記憶の兆しや、微かな感覚のひとつひとつ。
それらは単なる幻想ではなく、やがて月の属性が宿す力や、ルナリアの真相という確かな現実へと繋がっていきます。

「月の理」と呼ばれる神秘やルナリアの力は、おとぎ話のような夢物語の域から目の前の真実へと変わりました。零れた一滴の光が、散らばった点を結び、世界と自分自身を繋ぐ糸となる――その感覚を、皆さまに少しでも感じ取っていただければ幸いです。

静謐な書庫の空間や微かな影の気配の中で、ラクラスが心の奥に感じた安堵や緊張は、物語の深層への入口として意図的に描きました。

点が線に変わる瞬間の感動、そして核心に触れる予感。
この一話が、その小さな一歩となれば、書き手としてこれ以上の喜びはありません。

物語の続きを楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。

「世界へ還る一滴」の読みどころまとめ
  • 書庫の静謐な空間
  • 月の導き・ルナリアとの共鳴
  • 一本の線として結ばれる記憶
明帆

作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。

ホノ

それでは本日もありがとうございました。

wing

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