こんにちは、明帆(@Sweet_Project78)です。
明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。
「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。
- 生きた街の情景
- 大書庫の象徴性
- 閉じた世界の圧迫感
明帆ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。
ホノ更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪
1. 前回までのあらすじ
霧に包まれた大樹の都『ブッシュドノエル』に足を踏み入れたラクラスたちは、森の幻境から続く世界の余韻を感じながら街の奥へと進む。
街は静謐で祈りと信仰に満ち、魔石や精霊の力が空気に溶け込んでいて――。
広場の噴水や木造建築、古代の刻印など、神聖で独特な空気に包まれた街を覆う霧に反応するニアの中に眠る穢れの残滓。
ニアを蝕む穢れの根源を浄化する手掛りを探すため、ラクラスたちは背後から現れた巫女フィリエルに導かれて大書庫アーカ・ルミナとへ向かう。
その途中で感じた黒い気配に警戒しつつ、ラクラスたちは先へと進むのだった――。
2. 知と信仰が根付く街
街の案内役である巫女フィリエルに導かれ、街の中央に佇む大書庫『アーカ・ルミナ』を目指すラクラスたちは、その道中、街の石畳や建物が浄化の魔力に満ち、魔力を吸収し循環させる仕組みを持っていることを知ります。
ニアの穢れを巡る魔力との関係に、複雑な思いを抱いたラクラス。
やがて、大書庫に到着すると、一行はフィリエルからクラウディアと呼ばれる女性に出迎えられます。
次なる手掛かりと試練を前にしたラクラスたちは、知と信仰、浄化と穢れが交錯するこの場所で期待と不安を胸にさらなる歩みを進めることに――。
ラクラスたちの物語は続きます。
いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。
3. 「大書庫アーカ・ルミナ」の読みどころまとめ
今話では、霧や光、魔力の流れまで意識して『生きている街』を描きました。
街灯や噴水、舗装の石までもが魔力の循環に従うリズムと神聖で清らかな描写を映しています。
ラクラスの好奇心、ニアが抱える不安、そしてフィリエルやクラウディアの潜在的な存在感――それぞれの心と街の律動が重なり、少し不思議で清らかな、そして静寂の底から何かがじわりと湧き上がるようなイメージが伝わりましたら幸いです。
そして、大書庫『アーカ・ルミナ』の名には祈りや願いを想い起こすイメージを描きました。
「アーカ」は箱舟、「ルミナ」は光。
知識という光を運ぶ箱舟の象徴として名付けています。
この場所には街の記録や魔導の知恵が詰め込まれ、霧の中で静かに輝く光として、ラクラスたちの歩みに希望や導きをもたらす存在です。
続くお話では、この街での体験や魔力の循環がさらに大きな謎と試練へと繋がっていきます。
物語の続きを楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。
- 生きた街の情景
- 大書庫の象徴性
- 閉じた世界の圧迫感
明帆作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。
ホノそれでは本日もありがとうございました。