【更新】創作小説「夢幻の少女ラクラス２ ティラミス編 第四章 六 時の底で微睡むもの」

こんにちは、明帆（@Sweet_Project78）です。

明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。

「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。

明帆

ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。

ホノ

更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪

１. 前回までのあらすじ

地底都市エンシェント・ジュエルには地上に在るはずの“空”が広がっている。ドワーフの古代技術と現代魔導科学が融合した結界装置『封空天環（ふうくうてんかん）』は、青空や星空さえも再現し、都市に地上と変わらぬ生活のリズムを与える。

ジンとレイナと食事をした次の日の夜、観測と守護の機能を併せ持つ中枢塔――街の中央にそびえる『時環（じかん）の庭（にわ）』から流れる魔力の調和の中で、ニアの身体に異変の気配が強く浮かび上がる。

“あたしの中に、何かいる気がするんだ”と、語るニア。彼女の中に潜む“白く形のある影”の正体は未だ不明のまま。しかし、それは確かに彼女の魔力に干渉し、心の奥深くに何かを棲まわせようとするーー。

２. ニアの異変と記憶を巡る真相への接近

エンシェント・ジュエルでの戦いの後、休養のひとときを過ごすラクラス達。ですが、夜の静寂の中で感じ取った、結界を軋ませる “ 何か ” の気配が、平穏を破り始めます。

そして、ラクラスとメルトとの密やかな会話のなか、ニアに宿る異常の正体が少しずつ輪郭を持ちはじめ、精霊核と魔核、“ 記憶を封じる石 ” との共通性が語られ始めます。

そのとき、空に走った異変。黒の縞、沈黙する星々、そして “ この世には存在しないはずの声 ” ――リアンの呼びかけが、ラクラスの心を揺さぶります。

これはただの偶然ではなく、記憶、感情、そして “ 存在 ” そのものに揺らぎが起きつつあることが示されていきます。

そして、誰にも知られることなく静かに目を覚ます“何か”――。
――それは、時の底で微睡むもの。

禁忌と再会が交錯する、“ 夢の狭間 ” の序章が、今、静かに幕を上げました。
この先ラクラス達にどのような展開がもたらされるのでしょうか。

ラクラス達の物語は続きます。

いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。

３. 「時の底で微睡むもの」の読みどころまとめ

精霊核と魔核、“ 記憶を封じる石 ” との共通性。
記憶、感情、そして “ 存在 ” そのものに起きつつある揺らぎ。

輪郭を持ちはじめたニアに宿る異常の正体。

ラクラス達にもたらされる常軌を逸する現実。この先物語はどのような結末を迎えるのでしょうか。

続きを楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。

明帆

作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。

ホノ

それでは本日もありがとうございました。