こんにちは、明帆(@Sweet_Project78)です。
複数企業に転職経験を持つ筆者。
筆者の就職活動を振り返り、その成功事例と失敗事例を基に、希望に近い企業からの内定を得るための方法を検証していきます。
- 職種・業種・雇用条件などの優先順位付けの重要性(=希望する企業を絞り込む)
- 内定獲得には、面接機会の間口を広げることが大事(=人材紹介サービスなどを活用)
- 会社の求める人物像であることと、会社の求めに応じて成果を挙げられる人物であることを結果、実績、手段を持ちいて面接で適切に表現することが内定へつながる
私は、将来自分で喫茶店の経営をしたいです。
その為に、学校の合間に職業経験を積める仕事に就くことをアルバイト探しの基準にしました。
バイト代はお店の開業資金などに充てるつもりです。
モモさんはしっかりしてるな。わたしは……汗
1. 筆者の就職活動の成功事例と失敗事例
成功事例と失敗事例共に3例を次のようにまとめてみました。
まず、成功事例からです。
- 希望する企業(ゴール)を明確にしたことで、企業分析と面接対策を充実させた
- 人材紹介会社から面接対策のアドバイス、企業への推薦を行ってもらえた
- 面接で数値や図表などのデータを用いた実績の紹介を行い、その経験を活かして企業にどのような利益をもたらせるかを説明。そのビジョンが評価されて採用に至った
次に、失敗事例です。
- 仕事の目的に合わない企業にやみくもに応募して、お祈り通知を大量にいただいた
- 面接で質問の意図が掴めず、ズレた回答を行った。結論から答え、話を展開する話法を知らずに失敗
- 企業の内情を見抜く力に乏しく、入社後、いわゆる「超絶ブラック企業」であったことを察してすぐに退職
平凡な体験談ですが、参考までのご紹介でした。
2. 内定を取るために重要なポイント3選
筆者が考える就職活動成功のために重視する要素は、優先順に次の通りです。
- 仕事の目的を明確にする【目的】
- 就職(転職)エージェント、OB・OG、知人などの人を頼る【手段】
- 自己分析を徹底して、企業の求める人物像になりきる【結論】
上記3点を選んだのには、次のような理由があります。
2-1. 仕事の目的を明確にする
就職先を見つける活動が就職活動です。
その活動で最も重要なことは、「どのような会社に」「どのような条件で採用されたいか」というゴールを決めることです。
最初に、「仕事の目的」から「希望する雇用条件」を明確にします。
次に下表のようなリストから「希望条件を抽出」します。
- 資格取得条件を満たすために、職業経験を積みたい
- 業界大手に入るために、中小企業で実績を積みたい
- 独立開業資金を短期間に貯めたいので賃金が高い仕事に就きたい
- 家計を支える為、営業職の経験を活かしてフルタイムで働きたい
- その企業でしかできないAI開発を、生涯をかけてやり遂げたい
- 雇用形態(正社員・派遣)
- 労働時間(9時から20時の間)
- 勤務地(自宅から40分圏内)
- 希望賃金(なるべく高い)
- 福利厚生(社員割引がある)
- 職種(営業)
- 資格(無)
- 経験(有)
例えば、上のリストボックスから桃色の文字のように条件を選ぶと、自身の求めるゴールが明確になります。
抑えておきたいポイントは他にもあります。業界や企業規模が変われば同じ職種でも賃金が大幅に変わることです。
格差が特に大きいのが今回モデルケースとさせていただいた営業職で、販売単価や利益率が違うことから給料格差が生じています。
もし、営業能力が明確に高いと証明できるのなら、このモデルケースでは、賃金がより高い企業へ的を絞って就職活動を行うことが最適解です。
【例】営業職の平均年収(2019年)
- 医療情報担当者MR : 658万円
- 衣料品メーカー : 659万円
- 証券 : 500万円
- 家具・雑貨・インテリア : 400万円
- サービス業 : 400万円
同じ「営業職」でも「業種」によってお給料に大きな差があるのですね!
2-2. 就職(転職)エージェント、OB・OG、知人などの人を頼る
内定を取るための重要な鍵は、「人に頼る」です。
人材紹介サービスを利用する
転職エージェントを利用するとたくさんのメリットが得られます。
- 無料で利用できる
- 企業と求職者の間の日程調整などを代行してもらえる
- 企業の内部情報が入手できる
- 非公開求人を含めた求人を大量に持っている
- 面接対策など、就職活動に必要な対応を行ってもらえる
- 履歴書や職務経歴書が簡単に作成できる
- 面接の通過率が上がる
- 入職日程の調整、雇用条件の調整などを行ってもらえる
人材紹介を行う企業様はたくさんあります。そのうち、いくつかをご紹介させていただきます。
これだけメリットがあるのなら、使わない手はありません!人材会社ごとに「強み」、扱っている「案件」などが違います。複数の就職支援サイトに登録して支援を受けることが就職活動成功のコツです。
OB・OG訪問を行う
OG・OB訪問のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
- 人事担当者には聞けない本音の情報が聞ける
- 会社で働く雰囲気がつかめる
- 業界について具体的な情報が得られる
- 気軽に話が聞ける。マンツーマンで話せる
- 面接や試験の秘訣を教えてもらえる
- リクルーターに推薦してもらえるかもしれない
- オフィスの見学ができる
訪問依頼は、学校の就職課を利用したり、ゼミや部活・サークルなどの情報網を利用したり、企業の人事担当者に依頼するなどの方法があります。
知人を頼る
友人や知人を社員に誘う採用スタイルをリファラル採用といいます。
- 少子高齢社会の労働力不足を補う
- 若者の離職率の高さ
- 採用コスト負担増
前述のような問題を解決する為に、このリファラル採用が最近注目を浴びています。リファラル採用には、次のようなメリットとデメリットが存在します。
- 雇用のミスマッチを防げる
- 採用プロセスの簡略化
- 人材定着率の向上
- 転職潜在層にアプローチできる
- 既存社員の意識改革(エンゲージメント)につながる
- 不採用時のフォローが必要
- 社員の理解と認知が必要
- 人間関係と人材配置に配慮が必要
- 情報が可視化しにくい
- 似たようなタイプの社員が増えるなど人材が偏る可能性がある
企業と社員、両方にメリットがあるなら知人や友人の紹介を頼るのも良い選択肢ですね!
3. 自己分析を徹底して、企業の求める人物像になりきる
民間企業の運営目的は、「利潤の追求」です。
社員には会社の求めに応じた成果が求められます。経営理念を実践してその模範となれる、そのうえで会社の求めに応じた成果を挙げられる人物が会社の求める人物像と成り得ます。
採用面接は、自身がその企業が求める人物であることをアピールできる場所です。
企業と自己の分析を徹底して行い、これまでの成果や実績を限られた時間の中で、適切なタイミングに的確な手段と方法を用いて、「会社が求める以上の成果をもたらすことができる」と、根拠と自信を持って表現します。
面接官を納得させられて初めて内定という結果が得られます。
大切なことは、いくら能力が高くても、会社が求める人物像でなければ採用に至らないという点です。
4. 就職・転職活動における内定までの最適解まとめ
本日の記事のまとめは次のとおりです。
- 仕事の目的を明確化する【目的】
- エージェント、OB・OG、知人などの人を頼る【手段】
- 自己分析と企業分析を徹底的に行い、採用面接で適切な自己PRを行う【結論】
私も将来のことを見つめ直したいと思います。
最後まで記事をお読みくださってありがとうございました。