【更新】創作小説「夢幻の少女ラクラス3 リエージュ編 第七章 二 零の終点」

  • URLをコピーしました!

こんにちは、明帆(@Sweet_Project78)です。

明帆が執筆中の作品、「夢幻の少女ラクラス」の更新記録についてご紹介いたします。

「夢幻の少女ラクラス」は、「小説家になろう」で連載中の、「剣」と「魔法」が飛び交う物語です。「作品のあらすじ」についてはリンク先をご覧ください。

「零の終点」の読みどころ
  1. フィリエルの導き
  2. 月と太陽の距離の反転
  3. 終点と始点が交差する空間
明帆

ラクラス達の冒険譚をお楽しみください。

ホノ

更新された話も気になりますが、前回までの話も気になるところですね♪

目次

1. 前回までのあらすじ

リエージュの深層。
天を貫く大樹の上層へと辿り着いたラクラスたちは、そこで奇妙な違和感に包まれていた。

空はどこまでも澄み渡り、穏やかな風が吹いている。
それなのに、誰もその景色を自然なものとして受け取れない。

空が近く、上を見ているはずなのに、何かが降りてくる気配。
地面に立っているはずなのに、少しずつ曖昧になっていく感覚。

ニアは方向の揺らぎを感じ取り、ソラノアは階層そのものが変わったような違和感を覚える。

そしてフィリエルだけが、大樹の奥から現れた白い粒子に懐かしさを見出していた。

雪にも光にも見えるその粒子は、空間の隙間から静かに零れ落ちるように降り続ける。

やがてラクラスがその一粒に触れた瞬間――。
世界の見え方そのものが、わずかに揺らぎ始める。

それは侵入者による異変ではない。
世界そのものが、静かに応答を始めた瞬間だった――。

2. 静かで冷たい景色

終わりの見えない上昇の果て。
ラクラスたちは、天冥の樹の頂を目指しながら、曖昧な時空の中を進み続けていました。

降り積もる白い粒子は、触れる者の意識を世界へと溶かし、境界の曖昧な静寂だけを残していきます。

やがて辿り着いた頂には、何も存在していませんでした。

空だけが広がる場所。
人々の祈りが行き着く終点。
穢れなき最初の零。

しかし、その静かな場所でフィリエルは誰より先に異変を感じ取ります。

白い粒子の中に眠っていた記憶。
失われたはずの想い。
閉ざされていた空白。

それらはやがて一つの形を成し、ラクラスたちの前に新たな道を示します。

そして、その先で待っていたのは――。
近かったはずの空が遠ざかり、見上げていた世界そのものが反転した、静かで冷たい景色でした――。

ラクラスたちの物語は続きます。

いつも、小説をお読みくださりありがとうございます。

3. 「零の終点」の読みどころまとめ

今話では、変化のない上昇の果てにあった「零の終点」を描きました。

何もないはずの場所。
けれど、その静寂の中には確かに残されていたものがありました。

近いと思っていた空は遠くなり、遠かったはずのものが近付いていく。

見上げていた世界は姿を変え、降り積もっていた白は別の色へと移り変わっていきます。
失われたままだと思われていたものもまた、この場所で僅かな形を残しました。

ラクラスたちが辿り着いた先にあったのは答えではなく、新たな景色です。
その空の下で待つものが何なのか。

お話の続きも、どうぞ楽しみにお待ちください。

「零の終点」の読みどころまとめ
  • フィリエルの導き
  • 月と太陽の距離の反転
  • 終点と始点が交差する空間
明帆

作品の更新の際には、なろうサイト内に「活動報告」もさせていただいています。よろしければそちらも覗いてみてください。

ホノ

それでは本日もありがとうございました。

wing

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よろしければシェアください!
  • URLをコピーしました!
目次